【悲報】今年一年の振り返りと来年の投資戦略について

こんにちは、不定期更新のアラフォー弁理士です。今年も残すところあと僅かとなります。

今年は新型コロナのパンデミックが世界を席捲した一年となりました。

在宅ワークが当たり前となり、無駄な出張がなくなりオンライン会議が当たり前となりました。これらの全てはスキルが高い弁理士にとっては追い風となり、ある意味最高の一年になったのではないでしょうか?

私もそういう意味で言えば、大きな恩恵を受けた弁理士の一人となります。

また、今年を振り返ると新型コロナのパンデミックを発端した経済危機(コロナショック)の発生により、各国の中央銀行や政府は大胆な量的緩和や財政出動を実行しました。

中央政府が大量の国債を発行した上で、民間に大量のマネーを注入したわけです。その一方で、大量の国債は民間の金融機関を経由して中央銀行が買い上げたのです。

世界各国の政府の国債発行残高と中央銀行のバランスシートは異次元の領域に到達しました。

これにより法定通貨(Fiat Currency)の信用が揺らぎ、株、金、ビットコインが暴騰したわけです。

このような状況を踏まえ、今年の4月以降から私の金融資産ポートフォリオを大胆に変更しました。円の保有割合を下げて、金銀ビットコインや米国株の保有割合を飛躍的に増加させたのです。

筆者が特定されている可能性もあるので、あまり具体的なことは言えませんが、去年と比較して株や金等の保有割合を数倍に拡大させました。

このような大きな選択はアベノミクスが開始された2012年以来となります。当時は大きな借金をして不動産を素早く購入する決断をしました。政府が本腰を上げてインフレ政策に舵をきったと判断したためです。

客観的に見れば、まだまだ弱小個人投資家ではありますが、来年以降は本業と共に運用について本腰を入れて取り組んでいきたいと思います。

また、私の見立てによると、円の保有割合は35%程度が適正であると現在考えています。

これは何度もこのブログで述べているように、通貨価値は以下となるからです。

新興国通貨<ドル<円<金<ビットコイン

一方で、金融資産は以下の順番で割高となっています。

コモディティ<株式<社債<国債

実質金利がマイナスである現状を踏まえれば、債券の保有は妥当性がなく、金銀ビットコイン等のコモディティ、生活資金の円、株式をバランスよく保有するのが良いのかなと考えています。

目次

米国株の現状

以下は現在の米国株のチャートとなります。

S&P500の推移 trading viewより

上記チャートから分かるように現在の米国株はトレンドラインの上限に位置しており、天井を示唆しています。

また、現在のイールドスプレッド(=10年国債金利-シラーPERからの株式益回り)はー2%程度となり、米国株の上昇余力があまりないと考えます。私の見解によれば、イールドスプレッドが-1.8%を超えた場合には米国株は明らかなバブルとなります。

さらに、現在のバフェット指数は過去最高値の185%となっています。

ビットコインの現状

今年はビットコインの年となりました。年初来からのビットコインの上昇率は現時点で230%となっています。以下にビットコインのチャートを示します。

ドルベースでのBTC価格の推移 trading viewより

上記チャートよりビットコインのチャートは目下天井を示唆しており、今後一旦ビットコイン価格は調整する可能性があります。現在のRSIは77となります。

しかしながら、来年以降もビットコイン価格は凄まじい勢いで上昇することが期待されます。

私の見立てではビットコイン価格は5万ドルまでは上昇すると考えています。現在の金の時価総額の10%程度まではビットコイン市場に資金が流入する可能性があるためです。勿論、来年以降に金価格が上昇すればその分だけビットコイン価格は更に上昇する余地があります。

また、ビットコインのチャートはリニアスケールで捉えると見誤る可能性があります。あくまでもログスケールで大局的にチャートを俯瞰する必要があると思います。

金価格の現状

次に金価格の現状は以下となります。

ドルベースでの金価格の推移 trading viewより

2018年の年末から上昇を始めた金価格ですが、今年の8月に一旦天井をつけた後に4か月もの間調整していました。つまり、8月以降に金ETFに流入していた資金が米国株とビットコインに向かったものと考えられます。

しかしながら、金価格は12月の初旬に下値トレンドラインをサポートにして調整を終えたように思われます。

つまり、現状では米国株とビットコインが目下天井を示唆している一方で、金価格はトレンドラインの底にいるわけです。

とすれば、米国株に流入していたマネーが再び金ETFに流入する可能性があります。このように、来年以降も金相場に期待が持てると筆者は考えています。

特に来年1-3月にかけて金価格が上昇する可能性が高いと考えています。

運用ポートフォリオの概要とパフォーマンス

現在の運用ポートフォリオの概要は以下となります。

運用ポートフォリオの概要

また、現在の運用パフォーマンスは以下となります。

運用パフォーマンス概要

まとめ

今年は世界規模で大きな出来事がありました。

我々も常に時代の変化に合わせて自身を柔軟に変化させていく必要があると思うのです。変化があるときには必ずチャンスも訪れるものです。

今は変化をチャンスと捉えて自身を進化させていくいい機会だと思っています。

来年も宜しくお願いします。

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