【必見!】結局のところ買うべきETFはどれなのか? – VHT, VDC, VTI, VOO, VYMの比較

どうもこんばんは。国際派アラフォー弁理士です。

現在の積立投資はETFが主流となっています。一方で、積立投資の対象となるETFをどのように選定したらよいでしょうか?

今回は代表的なETFの過去の実績についてご紹介いたします。今回は記事が短いので最後までお付き合いください。

今回比較するETFは、全てバンガード社のETFとなり、VHT、VDC、VTI、VOO、VYMとなります。

  • VHT・・・米国ヘルスケアセクターのETF(経費率:0.1%)
  • VDC・・・米国生活必需品セクターのETF(経費率:0.1%)
  • VTI・・・米国市場全体をカバーするETF(経費率:0.03%)
  • VOO・・・S&P500に連動するETF(経費率:0.03%)
  • VYM・・・米国高配当株式ETF(経費率:0.06%)

今回は対象ETFとしてハイテク株に連動するQQQ(キューブズ)は含めませんでした。過去のドットコムバブルのときのQQQの急落を考えた場合、現在の相場ではQQQはリスク(ボラティリティ)が大きいと判断しました。

VTI、VOO、VYMは、日本の投資家に人気があるETFですね。VHT、VDCは、ジェレミー・シーゲル教授の名著「株式投資の未来」でも紹介されている所謂シーゲル銘柄となります。

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過去の配当再投資後の各ETFの投資パフォーマンスの結果は以下となります。

3M6M1Y2Y5Y設定来
VHT(ヘルスケア)3%2%3%22%67%322%
VDC(生活必需品)3%9%12%13%51%320%
VTI(米国全市場)1%7%4%24%64%249%
VOO(S&P500)2%7%5%24%67%221%
VYM(高配当)1%4%3%17%54%154%

上記結果から明らかなように、ここ1年ではVDCのパフォーマンスが良い一方で、VHTのパフォーマンスが冴えないですね。一方、5年前からの比較ではVHTの投資パフォーマンスが高い一方で、VDCの投資パフォーマンスが良くないです。

つまり、株価が上昇局面のときにはVHTのパフォーマンスが高くなる一方で、株価が停滞局面のときにはVDCのパフォーマンスが高くなります。今後の景気は下り坂が予想されていますので、長期的にはVDCの時代になるかもしれません。

VTIとVOOのパフォーマンスはほぼ同じとなります。

VYMのパフォーマンスは上記4銘柄と比較するとかなり見劣りします。上記は配当再投資後のパフォーマンスの結果となりますので、配当を考慮しないパフォーマンスではVYMは断トツにパフォーマンスが低いのです。といいつつ、私はポートフォリオの中でVYMの割合が一番高いのです(汗)。VYMは、3%程度の配当をコンスタントに吐き出してくれているため、精神的な安定を保つにはいい銘柄なのですが、実際のパフォーマンスは劣後する点だけ留意した方がよいでしょうね。

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VHT,VDC,VTI,VYMの長期チャート Yahoo Financeより引用

また、上記長期チャートでは、VHTが紫色、VDCが青色、VTIが水色、VYMがピンク色のチャートとなります。注目するべき点は世界金融危機があった2009年のチャートの動きです。青色のVDCだけが明らかに下落していないのです。

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まとめ

今回バンガードの主要ETFである VHT、VDC、VTI、VOO、VYMをご紹介しましたが如何でしたでしょうか?今後の投資方針の参考になれば幸いです。

以下の記事も参考となるかと思います。

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それでは今日もお疲れ様でした。私は明日も仕事です・・・。

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