【必見】 米国株価を占う重要な指標-イールドスプレッドについて

こんばんは。庶民派アラフォー弁理士です。

最近は中国武漢を発生源とする新型コロナウイルスの肺炎の話題でもちきりですね。一説によると、SARSやエボラ関連の研究所の拠点が、今回の新型コロナウイルスの発生源と言われている武漢のマーケットから20マイルの位置にあるようです。どうやらその研究所が今回の騒動に関係があると欧米メディアは考えているようですね。

ところで、今回は超短い記事となります。

米国の有名な投資ブログであるThe Motley Foolのイールドスプレッドに関する記事が良記事でしたので本ブログにて簡単に共有させて頂きます。

イールドスプレッドとは、本ブログでも基準PERとして紹介していますが、現在の株式の益利回りと10年国債利回りに関連した指数となります。

イールドスプレッド(%)=10年国債利回り(%)-株式の益利回り(%)

イールドスプレッドが高ければ株価は下落する一方、同指数が低ければ株価は上昇するのです。 この関係性については私も以下の記事で既に紹介していますが、The Motley Foolさんの記事も非常にわかりやすいですね。

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最後に、現在のS&P500のPERは24.9倍となり、益利回りは約4%となります。一方で、10年国債の利回りは現在1.69%まで下落しています。

つまり、現在のイールドスプレッドは-2.3%となります。

また、 S&P500の1年後の予測PERは18.4倍となり、益回りは約5.4%となります。一方で、1年後の国債利回りが変動せずに1.69%であるとすると、1年後の予測イールドスプレッドは-3.7%となるわけです。

バフェット指数やシラーPERで考えると、現在の米国株価は非常に割高ではあるのですが、現在の国債利回りを踏まえたイールドスプレッドで考えると実は株価は高くないのですね。

しかしながら、インフレと国債利回りに注意が必要となります。インフレが進行すれば、流石に現在の政策金利を維持できず、国債利回りは上昇する可能性もあるのです。

2000年代の米国株が冴えなかった理由および2010年代の米国株が絶好調であった理由は全てイールドスプレッドで説明可能となります。

今日はそんな感じの記事となります。

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