こんばんは。三連休は家族イベント目白押しの庶民派アラフォー弁理士です。ちなみに昨日は延期に延期を重ねた次女の運動会に参加しました。娘の成長する姿を一日眺めるのも楽しいものです。
その一方で、娘を応援しつつ、暇な時間はついついネット上で呟いてしまいます…。
今回は米国株式指数の代表格であるS&P500の長期チャートについてごく簡単に紹介します。今回の記事は相当短いです。簡単に編集したデータだけを今回はご紹介したいのです。
1950年代のS&P500のチャート
1950年:16ドル 1960年:56ドル 10年間で250%の上昇(年率13.3%)
1960年代のS&P500のチャート
1960年:56ドル 1970年:90ドル 10年間で61%の上昇 (年率4.9%)
1970年代のS&P500のチャート
1970年:90ドル 1980年:106ドル 10年間で18%の上昇(年率1.6%)
1980年代のS&P500のチャート
1980年:106ドル 1990年:350ドル 10年間で230%の上昇(年率12.7%)
1990年代のS&P500のチャート
1990年:350ドル 2000年:1470ドル 10年間で320%の上昇(年率15.4%)
2000年代のS&P500のチャート
2000年:1470ドル 2010年:1140ドル 10年間で22%の下落(年率-2.5%)
2010年代のS&P500のチャート
2010年:1140ドル 2019年(現時点):3060ドル 約10年間で168%の上昇(年率10.4%)
1950年-2019年のS&P500の推移
1950年から2019年(現時点)までのS&P500の推移をまとめると以下となります。
上記グラフから明らかなように、2000年代の暗黒期を除いては米国株は右肩上がりの成長を遂げています。注目すべきはパソコンが普及した1990年代が米国株の黄金期であったこと。特に、1980年から2000年までの20年間における米国株の上昇は凄まじいものがあります。一方で、1970年代及び2000年代は米国株の停滞期でした。特に、2000年代はドットコムバブル崩壊と世界金融危機といった2つの株価大暴落がありました。
さて、2019年も残るところ2か月となりましたが2010年代の同指数の上昇率は現時点で約168%となっております。次の10年である2020年代の米国株の成長率はどうなるでしょうか?
私の見解は以下となります。
自動運転/AI/IoT/ドローン等の最新テクノロジー開発のトップを独走すると共に人口が増大する米国の現状を考慮すれば、2020年代の成長率もプラスで終始する確度が極めて高いと考えています。ただ上昇率に関しては黄金期のように300%を超えるのか又は1960年代のような60%程度で終わってしまうのかは読めない部分もあります。
この点において、指数の変化率に周期性があるならば2020年代の米国株は1990年代と同様な黄金期を迎えることになるかとは思いますが、誰もが将来を見通すことはできないのです。
今日の記事はここまでとします。
S&P500に関する情報だけでなく、各セクター別ETFの記事も参考になるかもしれません。米国経済を今日まで牽引してきたセクターは情報技術とヘルスケアとなります。
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