【必見!】ビットコインの長期チャート-半減期まで残り1週間

こんばんは。超庶民派アラフォー弁理士です。

ビットコインの半減期まで残り1週間となりました。ビットコイン価格は前回のコロナショックによる大暴落から9000ドル付近まで急回復しています。

ところで、今話題の「半減期」とはビットコイン(BTC)の価格が半分となるわけではなく、ブロック毎のマイニング報酬が半分となることを意味します。

ここで、「マイニング」とは、複数の取引記録(トランザクション)からなるブロックのハッシュ値が所定の条件(例えば、先頭からN桁までがゼロとなる等)を満たすようにパラメータ値(ナンス)を探索する処理となります。

ハッシュ関数の特性上、ブロックの一部の値が変化してもブロック全体のハッシュ値は大きく変化してしまいます。このように、マイニングでは、所定の条件を満たすハッシュ値を導出するまでパラメータをひたすら探索しているのですね。

BTCはマイニングによって発行されています。一回のマイニングには約10分程の時間がかかるようです。

現在までにマイニングにより1836万のBTCが発行されています。

さらに、BTCには2100万の発行上限があるのです。

1ブロック当たりのマイニング報酬は当初は50BTCでした。その後、マイニング報酬が約4年ごとに半減していくのです。つまり、50BTC,25BTC,12.5BTC,6.25BTC…と報酬が減っていくのです。

非常に大雑把とはなりますが、以下をご参照ください。

ブロック毎のマイニング報酬の推移
年間のマイニング報酬の推移

つまり、ビットコインの半減期とは、マイニング報酬が半減すること=新規発行されるビットコインの量が半減することを意味しています。

BTCのマイニング報酬(新規発行量)が半減する一方で、電気代や設備投資費用とからなるマイニングコストが変化しなければ、単純に考えて1BTCの採掘コストが倍となります。

このように、半減期を迎えることで、1BTC当たりの採掘コストが上昇するため、BTC価格が上昇しやすくなるわけです。

金価格の底値が金の採掘コストに密接に関連していることと同じですね。

次に、現在のビットコイン(BTC)の価格推移は以下となります。

Bitcoin価格の推移 TradingView引用

現在のBTC価格は、2017年末から現在までに形成された上値抵抗線(チャート中の赤色ライン)の手前にいます。BTC価格はこの上値抵抗線を突破することで、半減期以降の上昇が見込めそうです。ですので、BTCの購入に際しては、BTC価格がこの上値抵抗線を超えられるかどうかを見極める必要がありそうです。

また、前回のBTCの半減期が2016年7月となります。BTC価格は、2014年-2016年に形成された赤色ラインの上値抵抗線を突破した後に、2017年年末の20000ドルまでの大暴騰となりました。

半減期も非常に大事ですが、BTC価格が2年以上かけて形成された上記の上値抵抗線を超えることができるかどうかが今後大きな鍵になるかと思います。

本日の記事はここまでとします。

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