お久しぶりです。庶民派アラフォー弁理士です。
2か月前からブログの更新をしていませんでした。前回のブログでビットコインは4月に18万ドルに到達することを予言していたためです。
答え合わせをします。
ジャンジャカ♩
ジャンジャカ♩
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残念~!!!
ビットコイン斬り(波田陽区さん風)
予想は見事外れました・・・。
前回2月14日時点でのビットコイン価格は49000ドルでした。
現在ブログ執筆時点でのビットコイン価格は約57000ドルです。18万ドルからは程遠い価格です。
ビットコイン価格はナスダックへのコインベース上場前に最高値64000ドルを付けた後に材料出尽くしで4月18日に急落しました。一時安値47000ドルとなり、最高値から約26%の調整となりました。
さて、コインベースの上場が材料出尽くしのサインだったのは間違いないです。
私はBTCが最高値をつけた4月14日時点で材料出尽くしによる危機感を感じていたので一旦アルトは全て売却しました。
読みは当たったものの、HODL分のビットコインは税金を考えた上でハードウォレットTrezorから全く動かしておりません。
少なくとも20万ドル付近までは売却は全く考えておりません。
天文学的数値の勢いで発行されるフィアット(法定通貨)の状況を鑑みれば、高い税金を払ってまでフィアットに交換するのは得策ではないようにも思えるのです。
現時点では、ポートフォリオのリバランスの観点より一部のビットコインを売却して金銀にベックしたトークン(例えば、PAXG)又は金銀現物を追加購入することを考えています。
さて、ここからが本題です。
ビットコインのブル相場は終焉したのでしょうか?
私はビットコインのブル相場は未だ続くと考えています。
以下はビットコイン価格のログスケールでのチャートとなります。
確かにチャートは当初想定していたトレンドラインから逸脱したものの、現在価格はブル相場の分岐点となる黄色ラインで示す中間値トレンドラインを下に突き抜けていません。
今までのビットコインのブル相場は黄色の中間値トレンドラインを超えることで急速な価格上昇を起こしてきました。
また、前回2017年のブル相場でも三回の価格調整を得た後に最高値である2万ドル付近まで到達しています。今回のブル相場の価格調整もこれで三回目となります。また、価格調整のタイミングも前回と韻を踏んでいるのです。
ただ、今回のブル相場の始まりは前回よりも半年早いのがポイントとなります。
しかし、ビットコインの時価総額が上がるにつれ、ボラティリティもかなり低くなっているのが現状です。つまり価格上昇の傾きは前回ブル相場よりもなだらかにならざるを得ません。
では、次のビットコイン価格予測は以下とします。
ピーク価格到達時期:7月~10月の間
ピーク価格:18万ドル~23万ドルの間
価格予測の根拠としては以下のBTCチャートの拡大図をご参照ください。
また、全ての価値の源泉は『希少性』と『需要』の掛け算により決定されます。
PlanB氏が提唱するS2Fモデル(発行総枚数÷年間発行枚数)でもお馴染みのように、ビットコインの希少性は4年毎のマイニング報酬の半減期により高まっていくことは自明となります。
S2Fモデルによるビットコインの希少性評価に基づくと、ビットコイン価格は今年の5月以降に10万ドル以上となることが計算上明らかになっているのです。
一方、価格決定因子のうち『需要』についてはどうでしょうか?
今回のビットコインのブル相場は機関投資家や米大企業によるビットコイン参入から始まりました。ペイパル、テスラ、マイクロストラテジーの影響は計り知れないものがあります。
では、今年の7月から10月の間にビットコイン価格が急騰する要因は一体何になるでしょうか?
恐らくはSEC(米証券取引委員会)によるETFの承認がきっかけとなると思います。
既にカナダではビットコインETFが承認されていますので、米国でもビットコインETFが承認される可能性は大いにあります。早ければ6月後半にも態勢が判明します。
ビットコインETFをきっかけに機関投資家によるビットコインの需要が爆発的に増加することが予想されるのです。
2000年初頭に金ETFが承認された結果、金価格は2000年から2011年にかけて200ドル台から1800ドル台まで暴騰しました。
実物資産である金がETFとなり、金融商品となった結果、機関投資家がポートフォリオに金を加えることが容易になったわけです。これが金の需要を増大させた結果、金価格の暴騰につながったのです。
ビットコインも同様のことが想定されます。ビットコインはデジタル資産ではありますが、秘密鍵の管理は容易ではありません。カストディの選定も一筋縄ではいかないのです。
また、現在イーサリアムやバイナンスコインが上昇していますが、DeFi,STO,NFTによる需要増がこれらのコインの価格を押し上げています。これらはプラットフォームのガスとして需要があるためです。
しかしながら、両者のコインは希少性の観点からはビットコインには遠く及びません。
特に、バイナンスコインはガス代がイーサよりも安いためにバイナンススマートチェーンが一大ブームとなり、価格が大きく上昇しました。
しかしながら、バイナンスは各国政府による規制や捜査により甚大な影響を受ける可能性があり、暴落リスクが高いコインと考えるのが無難かと思います。
結局のところ価値の保存手段(デジタルゴールド)としてビットコインを長期保有するのが賢明な投資判断であると思うのです。
本日の記事はここまでとします。
追伸:暫くの間、国際派アラフォー弁理士@仮想通貨HODLER(VENUS使い)として活動することにしました。ブロックチェーン関連に強い弁理士として今後活動することを考えています。
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