こんばんは。庶民派アラフォー弁理士です。
昨年末に株式市場の暴落を予測しておりましたが、実際に新型肺炎のパンデミックを契機に世界の株式市場は歴史的な大暴落となっています。
特に、昨日3月12日における欧米の株式市場は、歴史に残る大暴落となりました。
- ダウが約10%に及ぶ大暴落
- ビットコインが一時40%まで大暴落
- 債券市場も暴落(債券ETFが5%に及ぶ下落)
- 金価格や原油価格も下落
本日3月13日には日経平均が一時16800円まで10%超下落しました。
ところで、既に米国経済がリセッション(不況)に投入したと世間では騒がれていますが、実はリセッションを決める最後の審判の日が本日となると筆者は予想しています。
下記チャートを見て頂ければと思います。
世界金融危機からのここ10年の間、米国株価は上昇トレンドに乗り大きく上昇しました。図中の赤の破線に示すトレンドラインに沿って米国株価は形成されてきたのです。
昨日のS&P500の終値は2480ポイントとなりますが、まさにトレンドラインの底に位置しているのです。このトレンドラインを割れると米国株はリセッションに突入となります。
米国経済のリセッションの突入=日本経済ないし世界経済のリセッションとなります。
リセッションとなれば、あらゆる金融資産が下落する中でキャッシュ・イズ・キングとなることが予想されます。とりわけ、円が金融資産の中ではキングとなるでしょう。
今後、不動産市場の暴落や日本経済に与えるダメージは計り知れないと予想されます。
さらに、知財予算は真っ先に削減の対象となることから、弁理士業界にも大きな不況及び格差拡大が到来することが予想されます。少ない知財予算の中で質の高い特許を取得するために、企業側は優秀な弁理士を直接指名してくることが容易に予想されるのです。また、大手特許事務所や知財サービス会社には今後大きな地殻変動が生じるかもしれません。その一方で、一部の精鋭揃いの弁理士事務所は生き残ると私は予想しています。
繰り返しますが、本日が最後の審判の日です。
FRBによる1.5兆ドルに及ぶ量的緩和政策が功を奏するのか、それともコロナウイルスによるパンデミックの恐怖が好調だった米国経済に止めを刺すのか今夜判明します。